ご訪問いただき、ありがとうございます。
さとう式リンパケアインストラクター川島 貴幸です。
受講生さんから坐骨神経痛には
どんなケアが良いかと質問を頂きました。
出典：muscle premium
筋肉が収縮し、神経を圧迫して起こる症状は
痺れ、もしくは麻痺なんですね。
痛みは膜組織で感じているので
神経を覆う髄鞘と言う膜組織が傷つかない限り
痛みを伴うことは実は少ないんですね。
同じく、ヘルニアの症状も
痺れ、もしくは麻痺です。
坐骨神経は梨状筋と言うお尻の筋肉の間に通っています。
痺れの原因ですが、
梨状筋をはじめとした、お尻の筋肉が硬く縮むことで
坐骨神経が挟まれ、圧迫されていることが原因です。
ですから、軽度の痺れであれば
お尻の筋肉をゆるめることが有効になります。
しかし、根本的な原因は
咀嚼筋の過緊張にあることがほとんどです。
身体の進化、筋肉の連携から考えると
咀嚼筋の過緊張が
他の筋肉の過緊張へと影響しているんですね。
片側の咀嚼筋が過緊張を起こすと
身体が歪み、上の図のように歪むことがあります。
（あくまで１つの例です。）
だからと言って、難しく考えなくても良いのです。
左右の差があっても
猫背でも、反り腰でも、捻れていても
咀嚼筋から順番に下に向かって筋肉をゆるめれば
身体の評価が正確に出来なくても
大した問題ではありません。
難しく考えずに、捻れたペットボトルのキャップを開けて
空気を入れるように
咀嚼筋をゆるめてあげれば良いんです。
そうすれば、全身の筋肉がゆるみ
捻れや歪みが改善していきます。
まずは咀嚼筋をゆるめ、口腔を整えてから
上から下へ向かってケアすることが大切ですね。
舌位が上がり口腔機能を高めます。
脚が動かしやすくなります。これだけでも有効です。
脚をみぞおち辺りから動かす意識で行ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。
さとう式リンパケアインストラクター川島 貴幸でした。
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