初日、私はかなり緊張していたと思います。
私だけではなく、出席した委員並びに議会事務局や職員の皆様、ほとんどの方がそうだったと思います。
1、調査事項として
- アウガ問題に関する調査特別委員会で疑義が残った事項
- アウガが経営破たんに陥るに至るまでの行政関係等の関与の状況調査
以上の2点から「1」を詳しく最初具体的に調査することに決まりました。
下記の通り具体的に四項目が調査事項として決定致しました。
初めはこの四項目の疑惑を解明し残った疑義を少しづつ無くして行きたいと考えております。
初日でございますが
「地方自治法第100条及び同法98条の解説」
「アウガ問題調査特別委員会 運営要領」
「民事訴訟法」
の資料が配られ必死で目を通しました。
次に私が「その他」で記録資料の提出要求があり提案致しました。
一度暫時休憩が入り、午後1時15分からの再会
私は「青森市」には「地方自治法98条第1項
「ビル会社代表清算人」には「地方自治法第100条第1項」
を行使し1回目の記録資料の提出を要求致しました。
提出期日は8月10日
本日のブログの更新日時は平成29年8月20日(日)
早くも20日が経ってしまいました。
この時は9月議会閉会日には中間報告を提出出来ると考えておりましたが、現段階では難しいのではないかと私個人は思っております。
特定の関係者の方が自分は潔白だと言うのであれば調査に協力すべきであり、私は逆に協力してくださるものと考えていましたが、真意はわかりませんが多方面から聞こえる声では中々そうでは無さそうでございました。
残念でございます。
「青森駅前再開発ビル株式会社」以下「ビル会社」の平成24年度に行われた数々の疑わしき出来事は平成13年1月にアウガがオープンしてから考えるとひょっとすれば氷山の一角かもしれません。
私が聞こえて来てるのは今回の100条委員会は表向きは正当性を主張しているが、裏の行動においては不純な気持ちで調査権を利用し「伝家の宝刀」を振りかざしこれまでの選挙のしこりや「党・会派等」などの政争の具(材料)にしているとの声を発している方がいらっしゃると聞いて私は残念でなりません。
これまで、日本全国で100条調査権を発動した件数は500件を超えるが司法当局に告発したのはわずか10件も無いそうです。
又、検察庁が裁判所に起訴したのは数件しかありません。
多くの所で見境なく急激に百条委員会を発動し、調査が不十分で完璧な結果が得られないという。
それでも何かつかむところが有れば「やらなかったよりましだ」と言って弁解し自己満足でつくろっている例もあると聞きます。
私は、今後100条調査権の意義・目的や性格を十分研究してこれから先の委員会に臨み疑惑の解明に努力してまいります。
青森市議会議員 中村美津緒