[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ウェディングドレスのルーチェクラッシカ
デザイナーの光田みどりです。
アトリエの夏季休暇は、実家のある青森に帰省しました。
家から徒歩15分くらいの場所。
昔は、アイヌの人たちの集落があったところだそうです。
子供の頃は、この辺りで土器を掘っては洗い乾かしたり、粘土質の土を見つけては土器のまねのようなものを作ったりして遊んでいました。
下北沢に住んでいた頃、お隣のマンションの前に立派な柿の木があり、その時にいただいた柿を食べた種をポットで芽を出し、父に頼んで山に植えてもらった木、2.5mほどに育っていました。
下北沢のアトリエだった頃、私の作業机の前にあったお隣さんの柿の木。
いつも仕事に追われ、季節感を忘れてしまいそうな私に季節の訪れや実りを、そして輪廻のように枯れてはまた新しい生命が生まれるのを教えてくれました。
18年という長い歳月を共に過ごした木は、もう切られてしまわれて寂しかったのですが、寒い青森で元気に育ってくれていて嬉しいです。
地元の八幡さまで行われた宵宮も賑わっていて、子供の頃のワクワク感を思い出しました。
実家の神棚に手をあわせると、ここの八幡さまとつながっているのを感じて、心の中では、いつでもこの場所に行くことができます。
昇り来る黄金色の朝陽。4時半の空と、5時半の空。
そして近くのフェリー埠頭。
瞬時に心を解放してくれる海。
フェリー埠頭は、港の活気があって大好きな場所です。
空と海の青は、心を洗ってくれる色。
曇り空もいいけど、やはり青空が顔を出してくれると元気になれますね。
天気予報では、全日程が雨でしたが、初日の薄曇り以外は、毎日青空を見ることが出来て、良い夏休みを過ごすことができました。
地元では13日のお盆の入りから20日盆までの一週間、毎日お墓参りをする風習があるのですが、ご先祖様を感じて過ごした時間は、不思議な安心感がありました。
その時に味わった安心感や包容感を、日々の生活でも忘れずに過ごしていきたいと感じた2017年の夏休みでした。
Web サイト
はじめました