童貞がひた隠しにしている青森

皆さま、こんにちは！

お盆休みが長い人も今日で終わり。

今年の夏もあっという間に終わっちゃいましたね。

今年の夏は、北陸、栃木～群馬、岩手～青森を旅しましたけど

いずれも好天に恵まれてました。

片や、地元の仙台は日照を受けた日は皆無に等しく…

仙台はこのまま、暗黒世界に支配され続けるのでしょうか？

今日は今年の５月に訪れた富良野線から、

神楽岡（かぐらおか）駅の訪問記をいっちゃいます。

今回の旅では２日間を使い富良野線のすべての駅を見て周りました。

富良野駅から旭川駅に向かいましたが、

旭川駅に近づくにつれ、大自然から街の景色に

まるでグラデュエーションのように変わってゆくのが面白かったです。

旭川駅のひとつ手前にある神楽岡駅は完全に街のど真ん中。

旭川市内の住宅地にある駅でしたよ。

富良野線の歴史には大躍進を遂げた年がありまして、

それが昭和33年でした。

この年に旅客列車はすべて気動車化されて

停留所タイプの駅が一気に増加、

駅数は７→15（起点、終点、臨時駅を除く）に増えたのです。

駅数が倍以上に増えたのですからスゴイですよね。

神楽岡駅もこの年に開業した駅でしたの。

自分はてっきり、神楽岡駅のホームのコンクリートが新しかったので、

平成生まれの駅かと思ったら、意外に古い駅だったみたいですよ。

ホームにはこちらのスロープを伝って進入できます。

「一気に開業した駅なら、どこも同じような駅じゃないの？」

と思ったら大間違いなの。

神楽岡には、昭和33年に開業した他の駅と違う特異な点がありまして、

駅に面した市道が拡張された際に

道路に面していたスロープを撤廃し、現在地に移設。

併せてホームを延長したのですよ。

以前はスロープの傾斜が急で、足を滑らせると

道路に出てしまう恐れがあったための処置ではないでしょうかね？

念のために、改修前と後のホームの写真を並べてみました。

ねっ！変わってますでしょ。

ホームの手前に改修前のスロープ跡を見つけて、

思わずニヤケてしまいましたわ。

はっ！？

ホームで独り、不敵な笑みを浮かべていた自分。

誰かに不審者と思われているのじゃないかと、

駅巡りも何かと気を遣うのですよ。

待合室の中には誰もいませんでした。

これなら思う存分駅の観察が出来るし、写真も撮れますよね。

「この窓はなぜ黄色いんだろう？」

なんてマジマジと見てたら、絶対に不審者だもんなぁ。

こんな待合室に、仮に列車待ちの人が１人いたとして、

何も言わずに急に写真を撮り始めたら

その方は絶対に「この人不審者？」って顔をしますし、

だからと言って、「駅の写真を撮ってもいいですか？」と声を掛けると、

それはそれで「この人不審者？」って思われるのです。

いつかこの肩身の狭さから解放される日が来るのでしょうか？

神楽岡駅とは全然関係のない話ですけど。

そんなことで、カーブ上に備わった神楽岡駅の単式ホームを

誰もいない中で心置きなく撮影しましたよ。

待合室に掲げられた看板です。

記された昭和51年の年号を見て、

改修前とは待合室が変わっていないことを再確認しました。

この事実が確認できて、またまたニヤケちゃった自分。

嗚呼…駅巡りは楽しくて止められない！

富良野線は１か月後に再訪問する予定でした。

今回の旅ではレンタカーを利用して駅を周りましたが次は列車で訪れます。

不審者として通報されぬ程度に、次回も最高のニヤケ顔で向かいますよ！

↑（旭川駅方面）

神楽岡駅（平成２９年５月２５日）

西神楽駅

西聖和駅

千代ヶ岡駅

北美瑛駅

美瑛駅

美馬牛駅

上富良野駅

中富良野駅

↓（富良野駅方面）

みらいへ、いっしょに。青森